落語、竹の水仙

落語、竹の水仙を聞いていて一つ不思議に思っていたことがありました。
竹の水仙、調べてみると竹細工で作られた水仙っていうのは結構多いみたいなんです。
お土産やさんによく並んでいるって話をききました。


でも落語の中に出てくるあの竹細工の水仙は今現代であっても、もしあるのであればじぶんのめでみてみたいという気持ちにさせられますよね。
水を竹が吸い上げて、まぁるい蕾がぽんっと音を立てて花開く。
そして、あたりに芳しい竹の香りが漂う・・・。


あの竹細工、そのギミックこそが面白いと評価されたんだと思います。
たまたま、その場に殿様が通りかかって、花開くところを見たので、

高い値段で買い付けたいという話になったとおもうのですが、もし、殿様がその花開くところをみていなければ?


というか、その花開く瞬間をだれもみていなかったら、

あの話はどうなったんだろう、と。
気になって仕方ありません。