図書館の呪い
「ああー!!この本今日までだ!」
私はこの、図書館に本を返すことが怖いという癖に長年なやまされています。
昔ついた癖って中々とれないですよね。
それが悪癖ならば、なおのことです。
私はきっと、図書館の人には怒られるのが極端にこわいのでしょう。
この図書館に本を返すのがこわいっていう癖はどれだけ甘めに勘定したとしても、褒められたものではありません。
この癖のために、後に後にと本を返すのを後回しにしてしまい、結果的に期日もを遅れてしまうなんていうのは言語道断です。
それは、わかっている、わかっているのですが。
図書館で本をお借りするときはうきうきするのですが、返すときはいつもなぜかどんよりとしています。
次に借りるときは、必ず返そうと、借りるたびに心に誓うのでした。